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ジャンプやスプリントといったスポーツ動作や、階段の上り下りやイスからの立ち上がりといった日常動作は、骨格筋の収縮によって生じています。そのため、スポーツパフォーマンスの向上やスムーズな日常生活動作獲得を達成するためには、骨格筋の収縮メカニズムを解明する必要があります。そこで私たちは、ヒト生体を対象とした、超音波やMRIによる筋収縮動態の可視化や、単一の筋細胞を対象とした、アクチンやミオシンといった分子レベルでの挙動を解明する研究に取り組んでいます。
研究キーワード
骨格筋、筋力アップ、筋肥大、トレーニング、サプリメント、筋疲労、筋肉痛、筋損傷、柔軟性、ケガ予防、競技力向上
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共同研究について
私たちが推進している研究に興味を持たれた方で、「こんなことは出来るのか」、「これをやってみたい」というアイデアをお持ちの方がいらっしゃれば、お気軽にお問合せフォームより、ご連絡頂ければと思います。現在、私たちは、筋力計や筋電図計を用いた運動中における筋活動状態の計測や、超音波やMRIを活用した筋の大きさや腱の長さといった身体内部を可視化する実験を行っています。さらには、摘出した筋細胞を対象に、分子レベルでの筋収縮メカニズム解明や、筋疲労を予防するためのサプリメント戦略開発を目的とした研究も行っています。その他にも筋収縮に関する様々な研究を行っておりますので、お気軽にご相談頂ければと思います。
これからスポーツ科学の専攻を検討している学生やスポーツ指導者の方について
将来、スポーツ科学の道に進もうと思っている学生の方や、ストレングスコーチやパーソナルトレーナーとして働く傍ら、運動効果の検証や研究活動もやってみたいと考えている方で、私たちが行っているような筋収縮に興味を持たれた方がいれば、お気軽にご連絡いただければと思います。「これがやりたい」という具体的な研究アイデアが決まっていなくても問題ありません。むしろ、この時点で具体的なアイデアが決まっていることのほうが稀だと思いますので、まずは私たちが推進しているプロジェクトのメンバーに加わっていただき、実際の研究現場を体験していく中で測定技術や関連知識を身に着け、最終的に自身のオリジナルな研究に繋げていくといった流れがおすすめです。また、私はパーソナルトレーナーとして働いた後に研究の世界に足を踏み入れたという特殊な経歴を持っており、普段のトレーニング指導で疑問に感じていたことが、研究をすすめる上でも非常に役立ったと感じておりますので、トレーニングについて疑問、アイデアを持っている方は是非とも、研究活動に興味を持っていただければと思っています。