立命館大学の国際共同研究促進プログラムに採択されました
立命館大学で今年度から始まった、国際共同研究促進プログラムに採択されました。
本プログラムは、立命館大学と海外の大学との共同研究を促進するためのもので、
2年間という期間で、立命館から海外の大学に行き、
もしくは海外の大学から立命館に来てもらい、共同研究を推進するというものです。
私一人ではなく複数の人が行き来出来るように、
かなり大規模な予算を頂いています。
自身の研究を進めるのはもちろんのこと、
頂いたサポートに応えられるよう、
様々な人と協力して、国際共同研究を発展させていきたいと思います。
なお、私の場合は、イギリスのKing’s College Londonが対象機関であり、
筋収縮に関する研究を進める予定です。
このラボは、Jean Hansonという女性の研究者が設立した研究所であり、
Jean Hansonは、筋収縮メカニズムである “滑り説” を1954年に発表した研究者です。
私が初めてこの研究所に行ったとき、
入り口にあった、アクチンがミオシンに対して滑る大きな模型を見たときには、
「こういうところで筋収縮の研究が出来たら最高だろうな」と思っていました。
幸いにも、それがついに現実のものとなったということで、
いやが上にも、気合が入っています。
2022.7.30