日本学術振興会の国際共同研究加速基金 (海外連携研究) に採択されました
日本学術振興会の国際共同研究加速基金 (海外連携研究) に
【ミオシンの形状変化という新規筋収縮制御機構を加味した筋収縮研究の新展開】
という研究プロポーザルが採択されました。
この研究費は、主に海外の研究機関と連携して申請するもので、
私が共同研究を進めているキングス・カレッジ・ロンドンのMalcolm Irving研究室と共同で申請し、
無事に採択されました。
研究内容としては、Malcolm Irvingらが2015年にNature誌で提唱した、
ミオシンの形状変化による筋収縮制御機構に関連したもので、
この新規筋収縮制御機構が骨格筋、および心筋の収縮に与える影響を、
X線小角散乱、もしくは偏光蛍光顕微鏡を用いて検証するというものです。
このプロジェクトは2024年度から2027年度の4年間継続する大きなプロジェクトとなっており、
夏季休暇や冬季休暇を利用して私が数週間、現地に滞在し実験を行う、という計画になっています。
このような世界的に有名なラボで研究が出来るというチャンスを最大限に生かせるよう、
気を引き締めて取り組んでいきたいと思います。
2024.9.9