日本バイオメカニクス学会学会賞を受賞しました
日本バイオメカニクス学会が選定する、
2023年に発表された、バイオメカニクスに関する英語論文の中で
最も優れた論文に与えられる、
【日本バイオメカニクス学会学会賞】
を受賞することができました。
受賞対象となった論文は以下の論文です。
【Measurements of tendon length changes during stretch-shortening cycles in rat soleus】
これは、stretch-shortening cycles中のアキレス腱の長さ変化を、
推定ではなく正確に実測したもので、
実測の結果、アキレス腱の伸びは考えられているよりもかなり小さいことを示しました。
この結果は、従来の
「stretch-shortening cycleはアキレス腱の弾性エネルギーによってもたらされている」
という考え方に一石を投じるものであるため、
論文査読時にはかなり苦労しましたが、
苦労した甲斐がありました。
やはり “実測” というのは大きな武器だと思いますので、
引き続き頑張って発展させていきたいと思います。
2024.12.2